ミルリトン コギリスピーカーとは
コギリというのは、アフリカの大型の木琴で、ひょうたんが共鳴体としてぶら下がっています。
ひょうたんの横に地蜘蛛の膜が張られ、自然素材で出来たスピーカーの構造をしています。
その低音の湧き上がるようなバイブレーションは体の奥を震わせます。
コギリが自然の中で演奏されるのを一度聴いたらきっと忘れられない事となります。
木琴のひょうたんをそのまま使用する発想から生まれたのがコギリスピーカーです。
スピーカーの筐体は、実際のコギリの共鳴体に使われるひょうたんの構造をそのまま利用しています。
親しみ易いその形からは、ミルリトンの信じられない驚きの音が響きます。
ピュアな音源には、今までにない空気感まで感じられます。

アフリカのコギリの奏者は、
自分の楽器のメンテナンスから音についての調整をすべて自分でします。
ところが、ひょうたんの響きは、見かけからだけではとても判りません。
このひょうたんの響きの調整が、一番難しいところなのです。

ロビ族の伝統的な楽器であるコギリを前にすると、
このスピーカーのユーモラスな表情も、なんとも頼もしいものに見えてきます。
ステレオ、シングルに拘わらず吊り下げて使用すると、スピーカー自体はむしろ気にならなくなり、
自然体の大らかな感覚がしてくるのが不思議です。

コギリスピーカーがいかに優れたものであるかを味わってみてください。
人の歌声や自然素材からの音源は、とくに気持ちの良い響きで鳴らしてくれます。

コギリスピーカーは、実に抜けの良い低音をしています。
それは自然物をそのまま使用しているからです。
自然の一体形成のひょうたんは、ボディからも周囲にここちよい響きを広げます。
ユーモラスな形からは想像できないほどの豊かな音をぜひ聴いてみてください。

自然素材の秀逸性は音そのものに現れ出ます。
このコギリスピーカーの発想は、自然物のひょうたんの音響特性の良さにあります。
ひょうたんはアフリカ原産で、かなりの昔から人と密接なつながりを持つ有用な植物です。
優秀な自然素材でありながらも、一年草でその年に種をまき、その年に収穫し枯れてしまいます。
自然環境を破壊しない、われわれの古くからの知恵がここにあります。

コギリの心臓部は、ミルリトン(振動膜)という、
ひょうたんの横にある穴に張られた地蜘蛛の膜にあります。
そのアフリカ楽器の製作を通して知ったことですが、
もっとも自然な良い響きというものは、実に有機的に生まれ出るものだと思います。
音源ユニットの響きは、自然物のひょうたんを通してまるで生き物から発せられたかの生命力を持ちます。
原音再生という意味で、音が再び生を得る、文字どおりを実現しているようです。

既存のスピーカーに比べて、吊り下げ方式は設置場所をとりません。
頭から降り注ぐような音を一度味わうと病みつきになります。
ソファ上からの音のシャワーは格別です。
インテリアとしてお部屋を特徴付けるほどのユーモアのある表情は、
プリミティブ美術作品にも匹敵する印象をあたえます。
ひょうたん屋 スピーカー部門 チャンシー(Chancey's Xylophone)
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